ランチェスターの第一法則
(一騎打ちの法則) 刀での一騎打ち戦・至近距離
槍や刀など、一人が一人しか狙い打ちできない武器で戦ったときに
(一騎打ち戦・至近距離)、
兵士の数が多い方がその分だけ勝つと考えた法則。
A軍 5人 B軍 3人
●←→●
●←→●
●←→●
○
○
仮に、A軍5人、B軍3人の一騎討ち型の戦闘の場合、
A軍は3人戦死して2人生存、B軍は3人戦死して全滅。
A0-A=E(B0-B)
A0…A軍の初期兵力数
A …A軍の残存兵力数
B0…B軍の初期兵力数
B …B軍の残存兵力数
E …武器の性能,技術
攻撃力 = 兵力数 × E(質)
A軍がB軍を全滅させる条件
B軍の残存兵力数を0にするには
A0-A=B0,つまり,A0-B0=Aとなる
5-3=2
A軍は2人残りB軍は全滅
ランチェスターの第二法則
(確率戦闘の法則) 機関銃での乱戦・遠距離戦
機関銃や航空機のような一人の兵士が多数の兵士を狙い撃ちでき、
同時に射撃できるような兵器を使った戦闘を前提として導き出された法則。
(損害は確率的に発生)
A軍 B軍
● ●
○ ●
○ ●
○
○
A軍は1/5 B軍は1/3
の確立の攻撃を の確立の攻撃を
3受ける。 5受ける。
仮に、A軍5人、B軍3人で確率戦闘が
行われた場合、A軍は1人戦死し4人残り、
B軍は3人戦死して全滅。
A02-A2=E(B02-B2)
A軍 1/5 ×3 : B軍 1/3 ×5
= 3/5 : 5/3
= 9 : 25
= 32 : 52
攻撃力の比(双方が敵から受ける攻撃量の比)
戦闘開始時の兵士の数の二乗と二乗の力関係
攻撃力 = 兵力数2 × E(質)
―二乗作用―
二乗の差の平方根で残存兵力数が規定される
52-32=42 √16=4
A軍が4人残って勝つ
第一法則と第二法則の戦いを比べて見れば、
「 同じ5人対3人で戦っても、兵器や戦い方によって、損害量が違う。
力関係では、二乗作用により攻撃力の差は考えている以上に大きくなる。」
ことがわかります。 第一法則の原理が「弱者の戦略」、
第二法則の原理が「強者の戦略」と言われます。
大企業だから強者ではありません。
競争条件が有利な会社、市場占有率圧倒的1位が採り得る戦略が「強者の戦略」といえます。
何かで1位があっても、新規参入していく場面では弱者です。
「弱者の戦略」が攻めの経営の基本です。
大きな市場で体力勝負になればロスは大きくなります。
「弱者の戦略」で勝てる局面で勝負して下さい。